社会起業家とは世の中を変える1つの画期的な手段

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近年、社会起業家という言葉をよく聞くようにまりました。何となく、ボランティアなのか?という印象が、言葉から受け取ることができますが、実はそうではありません。

10年前と比べると、大学生や、20代での起業を考えている人が急増しているのが今の世の中です。

背景には、会社の給料が上がらないことや、終身雇用という考え方そのものが廃止に近づいていること、今のまま働き続けても将来が不安だという時代の変化も関係しているようです。

インターネットの普及も影響し、個人事業としてビジネスをはじめることも容易になりました。

そんな中、なぜ今、”社会起業家”という働き方が注目を浴びているのでしょうか。

1.社会起業家とは一体何なのか?

社会起業家とは何か?まずはここを知らなければ、先へ進めませんので解説していきます。

1.1起業家とは?

起業家(きぎょうか、英語:entrepreneur)とは、自ら事業を興す(起業)者をいう。通常、ベンチャー企業を開業する者を指す場合が多い。「アントレプレナー」とも言う(フランス語 “entrepreneur”(アントルプルヌール)の英語読みより。女性の場合はentrepreneuse―アントレプルヌーズ)。 ヨーゼフ・シュンペーターはその経済理論において経済革新につながるイノベーションの担い手として重視した。

≪引用元:wikipedia

1.2社会起業家とは?

社会起業家(しゃかいきぎょうか)は、社会変革(英: Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。

≪引用元:wikipedia

両者の違い、何となく気付かれると思います。

最も大きな違いとしては、目的、ミッションステートメントにあると私は考えています。

社会起業家の場合、「社会」と言葉がついているように、重要視されているポイントがあります。上でも解説されていますが、”社会問題”がキーワードとなるのです。

通常、社会問題の解決と考えたときに、頭に浮かびがちなのがボランティアですよね。

現在でもボランティア活動をされている方々は多くいらっしゃいますし、活動するという姿勢はすごく尊敬できることだと思います。私も見習うべき部分です。

ところが、大きな問題点も浮上しているのも事実です。

1.3社会問題解決を目的としている活動の問題点

ボランティア活動をする姿勢は素晴らしく、この”相手の為に”という考え方を全国の一人一人が少しでも理解し、行動に移せば、少なからず世の中は変わっていくと思います。

しかし全員が理解し行動に移すことは難しく、現実的ではありません。

さらには、ボランティア活動をしていく中で、「活動している側」にとっても問題となることがありました。

相手の為に動き、少しでも問題を解決しようとはしているものの、どうしても制限がかかってしまうことです。

  • 時間的制限
  • 経済的制限

この二つが邪魔をしてしまい、限られた人間しか、100%奉仕という動きができないというのが実情です。

活動はしたいけれども、いち個人が、継続的に支援することが難しいというのが、大きな問題点として挙げられています。

この継続支援の問題を解決すべく画期的な手段として注目されているものが、ソーシャルビジネス(社会起業家)という働き方というわけですね。

1.4今までの課題を解決できるビジネスモデル

継続が難しいと言われてきた社会奉仕活動ですが、なぜ難しいのかと問題奮起した際に、出てくる答えが上の二つ。時間とお金という制限です。

この2つの課題を解決できる方法が、いったいどんな仕組みなのか、気になるところですよね。

ソーシャルビジネスの優れているところは、社会の問題解決を目的とし、利益を生みながら活動を継続していく仕組みであるところです。

2つの課題で苦しくなるのであれば、奉仕活動そのもので、利益を生み出せばいい。

たったこれだけのシンプルな考え方で生まれたビジネスモデルでありますが、理にかなっているのは確か。今後注目のビジネスとして脚光を浴びていくことでしょう。

2.ソーシャルビジネスと呼ばれる新ジャンルの有名な実例

ソーシャルビジネスの第一人者として有名なのが、ムハマドユヌス氏です。大変有名な方ですので、ご存知の方もおおくいらっしゃることだと思います。

ノーベル平和賞を受賞され、数多くの人々から感謝された方でもあります。21世紀最大のビジネスモデルとまで呼ばれる仕組みを世の中に生み出した立役者とも言えるでしょう。

ソーシャルビジネスに関する対談が滝川クリステルさんと行われている様子が取り上げられていますので、ご紹介しておきます。

もともと貧困の地バングラデッシュで無担保・低金利で融資を開始。成功後に成功報酬を受け取る仕組みを立ち上げ大成功されています。

”世界から貧困をなくす”ことがムハマドユヌス氏の向かう先であり、ソーシャルビジネスの理念だと言えるでしょう。

ソーシャル・ビジネス7原則
1 グラミン・ソーシャル・ビジネスの目的は、利益の最大化ではなく、人々や社会を脅かす貧困、教育、健康、技術、環境といった問題を解決すること。
2 財務的、経済的な持続可能性を実現する。
3 投資家は、投資額を回収する。しかし、それを上回る配当は還元されない。
4 投資の元本の回収以降に生じた利益は、グラミン・ソーシャル・ビジネスの普及とよりよい実施のために使われる。
5 環境へ配慮する。
6 雇用者は良い労働条件で給料を得ることができる。
7 …楽しみながら。

≪引用元:GOETHE

もしこのようなビジネスモデルを身近で取り組むことができたならば、普通に営利目的だけで起業するよりも、はるかに繁栄・進展していくイメージができるものです。

3.身近な社会問題と世界規模の社会問題

ソーシャルビジネスが画期的なのは理解していただけたと思います。しかし、社会問題というと何となく漠然としていますが、どんなことがあげられるのでしょうか?

身近な社会問題と世界規模の社会問題、少し取り上げています。

3.1身近な社会問題 

  • いじめに関する問題
  • うつ病・メンタルヘルスなど
  • 職場の劣悪な労働環境
  • ストーカー被害
  • 街のゴミポイ捨て問題
  • 貧困女子
  • 子供の貧困率
  • 年金問題
  • 超高齢化社会

etc…

3.2世界規模の社会問題

  • 南北問題
  • 環境汚染
  • 地球温暖化
  • 高齢化社会

etc…

あげ出すときりがありませんが、多種多様の問題を抱えていることは事実です。このような問題を解決すべくビジネスモデルが誕生し、今や大学の講義でも話されている程になっているのです。

4.社会起業家は「新しい働き方」として注目されている

日本においては、今や十分すぎるほど便利な国へと発展しました。ネットの普及の影響もあり消費者も賢くなってきています。

消費者が賢くなったということは、本当に価値があるものにしかお金をおとさないようになるということが理解できるでしょうか。

そんな中、会社の給料が低いから起業しようかな・・・何となくいけそうだから起業しようかな・・・と、そのレベルで立ち上げられた会社のサービスにお金を落とすなんて到底考えられません。

では、もしあなたが取り組むビジネスモデルの目的が、社会問題の解決であり、結果的に利益がでるような仕組みであればどうだと思いますか?

消費者は、賢い選択をします。必要なものにだけお金を落とすようになるのです。

社会問題の解決ができるサービスをあなたが提供できるのであれば、その人の”困った”を解決できるサービスをあなただけがもっているのならば、消費者の方々は、迷わずお金を落としていくことでしょう。

結果、購入した人々の生活は向上し、笑顔にあふれ、またあなたのサービスの需要は上がっていきます。このプラスの循環を作ってしまえば、利益重視の押し売りなんて今後一切やらなくていいようになっていきます。

相手の為にが自分のためになっていく、WinWinのビジネスモデルが、社会起業家と呼ばれる働き方なのです。

5.向いている人と不向きな人

注目の社会起業家には、どういった人が向いているのでしょうか。 簡単に解説します。

5.1不向きな人

  • 自分の利益以外は興味がない人
  • 人の為は偽善だとしか思えない人
  • 宗教くさいと感じてしまう人

5.2向いている人

  • 相手の為に仕事をすることができる人
  • 喜んでもらえることに喜びを感じれる人
  • 利益よりも相手の立場を考えることができる人

社会起業家は慈悲活動ではありませんし、利益もしっかり上げていきます。ただ良い考え方だけを刷り込むビジネス集団ではありません。

従業員や雇用されている人、関わる人が豊かになれる現実的なビジネスを提供するものです。こういった考えに賛同できない人は向いていないかもしれませんね。

まとめ

社会起業家、なぜ注目を浴びているのか、わかっていただけたと思います。

もし今、若い世代の方で起業を考えているのであれば、世の中の為になる仕組みのもと、ビジョンを立てるとうまくいくのではないでしょうか。